「一人暮らしを始めようとしているけれど、光熱費は実際どれくらいかかるのかわからなくて心配!」という不安をお持ちの方いらっしゃいませんか?
家賃は物件の情報を見ればわかりますが、光熱費は住んでみないとわかりませんよね。
また、それぞれの人の生活スタイルや契約している会社によっても変わってくるので予測が難しいです。
筆者は、正直光熱費は想定よりも多くかかってしまっています。。
今回は、一人暮らしの光熱費の平均をご紹介しながら、筆者のライフスタイルだとこれくらい!という実際の金額もお見せします。
一人暮らしの収支計画を立てるのにご活用ください!
以下の生活スタイルでの光熱費が気になる方はぜひご覧ください!
#週5リモートワーク #室内干し #毎日入浴 #冷暖房節約したくない #こたつ暮らし
光熱費平均(総合)
では、ここで総務省の「家計調査報告(2020年度)」を用いて、全国の平均値(総合)を見ていきましょう。
光熱費(電気・ガス)・水道代平均 ¥11,687
筆者の平均は¥12,617でした!
平均値+930円という結果でした。
毎日家にいる生活を送っていながら、平均値+930円なので、まあまあではないでしょうか。
東京在住なので、雪国にお住まいの方と比較して暖房費がかかっていないのがポイントかもしれませんね。
年間の推移を示したグラフは以下になります。
このように、暖房費や冷房費がかさむ7-8月、1-2月が高くなりがちです。
光熱費平均(種別)
さて、ここからは電気代・ガス代・水道代別に平均値との比較を見ていきましょう。
これぐらい使ったらいくらかかるのか、の参考にご覧ください。
※その他光熱費で700円/月くらい計上されていたので、合計金額と各種平均値の合計は差があります。
電気代
まず、一人暮らしの平均の電気代はこちらです。
電気代平均 ¥5,791
筆者の平均は¥6,817でした!
平均値+1,026円という結果でした。
さて、平均値+1000円の電気代がかかっている筆者の電力使用状況は以下の通りです。
契約会社 | Looop電気(おうちプラン/30A) |
各種電気機器 | 使用状況 |
居室照明 | ほぼ毎日昼~夜まで |
浴室乾燥機 | 5回/週 |
サーキュレーター | 5回/週 夏はほぼ毎日 |
エアコン | 夏冬はほぼ毎日 6時間/日 |
テレビ | ほぼ毎日 |
PC | ほぼ毎日 |
電子レンジ | ほぼ毎日 |
こたつ | 冬はほぼ毎日 |
月別に見ていくと、7,8,1月が高くなっていますね。
暖房費、冷房費が大きく影響していると考えられます。
ガス代
続いて、一人暮らしの平均のガス代はこちらでした。
ガス代平均 ¥3,021
筆者の平均は¥3,375でした!
平均値+354円という結果でした。
筆者のガス使用状況は以下の通りです。
契約会社 | ニチガス |
各種ガス機器 | 使用状況 |
ガスコンロ | 5回/週 |
水道(温水) | 冬はほぼ毎日 |
風呂 | ほぼ毎日 |
年間の推移を比較してみると、こちらになります。
1-4月が高めですね!特に生活リズムは変わっていないので、洗い物中の温水とお風呂が影響していると考えられます。
水道代
最後に、一人暮らしの平均の水道代はこちらでした。
水道代平均 ¥2,172
筆者の平均は¥2,426でした!
平均値+254円という結果でした。
1年間の水道代の推移をグラフにしたものがこちらです。
年間通じて、特に大きな変化なしという結果となりました。
筆者の水道使用状況は以下の通りです。
周りの話を聞いていると、風呂に入る習慣があるのとないのとでは月1000円程度差がありました。
契約会社 | 東京都水道局 |
各種機器類 | 使用状況 |
風呂 | ほぼ毎日 |
洗濯機 | 5回/週 |
シンク(洗い物) | ほぼ毎日 |
光熱費は節約すべきなのか?
さて、最後に議論しておきたいのが、光熱費の節約の可否についてです。
色々ご意見はあると思いますので、ここでは”いち一人暮らし女子の意見”としてとらえていただければと思います。
私は光熱費は節約すべきでない、と考えます。
理由は以下の3つです。
固定費を節約したいのであれば、通信費や保険の見直しなど、実生活への影響が少ない箇所から取り組むのをお勧めします!
医療費と比較すると、光熱費にお金をかける方が安上がりである
光熱費を節約した場合の懸念点として、体調不良になる可能性が挙げられますね。
この場合にかかる医療費と光熱費を比較してみた場合に、光熱費にお金をかける方が安上がりだと結論付けました!
いくつか例を挙げてご説明しましょう。
真夏の冷房代を節約してみたらどうなる?
例えば、真夏に電気代節約のために、窓を開けて扇風機を回していたとします。
東京の夏は暑すぎるので、熱中症になり救急車を呼びました。
この場合、点滴を打ったとして、最低でも7000円~9000円程度自己負担の費用がかかります。
これに対して、エアコンを活用すると、+3000円程度で収まります。
お風呂に入らずシャワーだけで済ませたらどうなる?
また、水道代節約のため湯船につかる回数を大幅に減らしたとします。
その結果、肩こりが前よりひどくなったので、月に1回整体に通うことになりました。
この場合、安いところでも2000円程度かかると思います。
これに対して、毎日お風呂に入ると、水道代は+1000円程度です。
このように、光熱費をかけて快適な生活を送ることで、節約すると発生する可能性のある医療費を削減することができるのです。
意識して節約しても、数百円程度しか変わらない
そもそも光熱費は合計すると月に1万円を超えますが、電気代や水道代個別で見ると、数千円です。
それらを10%削減できたとしても、数百円しか変わらないのです。
何か節約グッズを購入しても、回収に数か月はかかります。
数百円を削減するために、心を費やすのももったいないと思いますので、削減したい場合にはほかの固定費を見直す方を優先しましょう。
最低限、電気やエアコンをつけっぱなしにしない程度の意識で十分かと思います!
一人暮らしだと倒れた時に誰も気づいてくれない
3点目としては、一人暮らしをする上で注意しておくべき点です。
毎日誰かしらと定期連絡を取っている方を含めても、誰かが自分の健康を確認してくれる機会がある方は少ないのではないでしょうか。
もし仮に倒れてしまった場合、運よく当日に気づいてもらえればよいですが、気づいてもらえないと倒れたまま数日が経過してしまう…なんてことも想定できます。
一人暮らしをしている中での責任として、自分の健康管理は自分でしましょう。
少し暑いと思ったら、倒れるまで我慢せず、エアコンをつけるのも健康管理の一つです。
おわりに
さて、本日は一人暮らし光熱費の平均と筆者の年間の光熱費をご紹介しました。
光熱費は毎月かかってくるものですので、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて「ここは削減できそうかな」や「今のまま快適な生活をキープしよう」など、今後の指針を立てるのに役立てれば幸いです!
本日も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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