さて、一人暮らしを開始する際のお悩みの一つは『インターネット環境をどのように整えればよいか』ではないでしょうか。
光回線やホームルーター、モバイルwifiなどいろいろありますが、どんなものを選べばよいかわからない方も多いですよね。
実はインターネットは「これが正解!」というものはなく、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
そんなあなたに一人暮らしのインターネット環境の選び方について、丁寧に解説をしていきます。
インターネットの種類と特徴
まずは、それぞれのインターネットの種類と特徴をご紹介しましょう!
みなさんは自宅でインターネットを使うためには、いくつか方法があるのをご存知ですか?
巷でよく出てくるのは以下の3つです!
- 光回線
- モバイルWi-Fi
- ホームルーター
それぞれ異なった特徴があるので、どれだけインターネットを使用するのか、どれだけの通信速度を求めるのかによって、違う種類を選ぶ必要があります!
趣味はオンラインゲームなので、ラグのない高品質な通信環境が必要!
インターネットを使うのはSNSを閲覧するときのみなので、
通信品質よりはコストを抑える方を重視したいかも!
まずは、それぞれの特徴を表でまとめましたので、チェックしてみましょう。
光回線 | モバイルWi-Fi | ホームルーター | |
月額料金 | 4,500-5,000円 | 3,000-4,500円 | 3,500-4,500円 |
平均速度※ | 下り:303.99Mbps 上り:199.33Mbps (ソフトバンク光) | 上り:37.75Mbps 下り:5.95Mbps (WiMAX) | 上り:152.12Mbps 下り:18.75Mbps (ドコモ home 5G) |
速度制限 | なし | あり | あり |
工事の要否 | あり | なし | なし |
持ち運び | × | 〇 | × |
複数台接続 | 〇 | △ | 〇 |
参照:みんなのネット回線速度(みんそく) | 速度比較が出来る通信速度測定サイト (minsoku.net)
それぞれの通信において、ストレスのない通信速度は以下の通りといわれています。
メールやSNSのメッセージ送信 | 上り:1Mbps |
SNSやYouTubeなどの動画投稿 | 上り:10Mbp |
webサイトやSNS閲覧 | 下り:1Mbps〜10Mbps |
動画視聴 | 下り:3Mbps〜25Mbps |
オンラインゲーム | 下り:30Mbps〜100Mbps |
これらのデータをもとに、各通信手段ごとに向いている人はこんな人!をまとめてみました。
通信環境 | 特徴 | こんな人が向いている! |
---|---|---|
光回線 | ・通信速度が速い ・速度制限がない ・通信が安定している | ・日常的に動画を見る人 ・オンラインゲームをよくする人 ・リモートワークの人 |
モバイルWi-Fi | ・持ち運び可能 ・工事等不要 | ・カフェなどでも仕事をしたい人 ・申し込みからすぐに使いたい人 |
ホームルーター | ・通信の安定性がある ・同時に多数接続可能 ・工事不要 | ・インターネットは自宅メイン ・光回線の非対応の物件に住んでいる人 ・複数のデバイスをつなぎたい人 |
光回線
まずは一つ目の光回線について解説していきます。
光回線とは
光回線とは、「光ファイバーという特殊なケーブルを自宅に引いて通信を行うインターネット回線」のことです。
光回線の良さは、通信速度が速い・速度制限がない・通信が安定しているの3つです。
- 日常的にyoutubeやNetflix等動画を見る人
- オンラインゲームをよくする人
- リモートワークでオンライン会議が必須な人
他の選択肢に比べ、価格は少し高めですが、快適なネット環境を求める人は、光回線一択だと思います。
私も週5リモートワークですが、光回線なので、回線が込み合うお昼前後も含めて、快適に仕事ができています。
筆者はもともとIPv4のみのプランでしたが、毎日リモートワークをするようになり、通信速度が遅くなる時間帯(昼過ぎなど)がストレスになってきたので追加で数百円支払い、IPv6も使えるプランに変更しました。
速度が全然違うので、せっかく光回線で契約する場合には、IPv6も使えるようにしておきましょう。
注意事項
気を付けておくべきなのが、申し込みから使えるようになるまで時間がかかることです。
光回線では、開通工事という、業者の人が来て接続や設定をする作業が1時間程度必要となります。
工事業者のスケジュールが詰まっていると、数週間~数か月先になってしまったりするので、余裕をもって早めに申し込んで、ネット環境が必要になるまでに工事日を設定しましょう。
また、光回線に非対応のマンションにお住まいの方は、光回線を利用できません。その場合には、残りの選択肢(ホームルータやモバイルwiFI)を検討してみてくださいね。
おすすめの光回線
当サイトのおすすめは筆者も利用しているソフトバンク光です!
- 乗り換え新規割引や工事費無料などキャンペーンが豊富
- IPv6を使用できるプランだと動画閲覧やゲームプレイもサクサク快適
- 光BBユニットレンタル料:514円/月+月額料金:4,180円=4,694円/月と月額の利用料が安め
筆者も物件契約時に工事費無料につられて契約しました。
最初はIPv6を使うためには、光BBユニットレンタルが必要だと知らず、「なんでこんなに遅いの…」と絶望していました。(笑)
しかし、Twitterで情報を仕入れ、光BBユニットをレンタルしたところ、サクサク通信できるようになり、今では何も不満はありません!
NURO光とソフトバンク光の比較
光回線ではNURO光も人気ですね。
ソフトバンク光と比較してみたのが以下の表となります。
比較項目 | NURO光 | ソフトバンク光 |
---|---|---|
料金 | 3年縛り:5200円 2年縛り:5700円 | 2年縛り:4,694円 (月額4,180円+光BBユニットレンタル514円) ※IPv6使えないと激遅なので、 光BBユニットレンタル前提 |
工事費 | 44,000円 ※特典で実質無料 | 24,000円~ ※ 特典で実質無料 |
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
平均速度 | 上り:490.02Mbps 下り:433.03Mbps | 下り:303.99Mbps 上り:199.33Mbps |
申し込みから開通まで | 1~4か月程度 | 公式HPに記載なし 3週間(筆者体験) |
簡単に違いをご説明します。
NURO光の方が良いところ | ソフトバンク光の方が良いところ |
---|---|
・スピード | ・月額料金 ・開通までのスピード |
このように、スピードではNURO光が圧倒的なのですが、月額料金や開通までのスピードはソフトバンク光の方が良いです。
開通までに時間がかかるのも一人暮らしには相当ネックだと思うので、「ゲーム大好きで絶対ラグが発生したくない!」という方以外はソフトバンク光の方が、最初のストレスが少なく生活できると思います。
モバイルWi-Fi
続いて、モバイルWi-Fiについて解説していきます。
モバイルWi-Fiとは
モバイルWi-Fiは、海外旅行に行ったことのある人は使用経験があるかもしれませんね。
簡単に言うと、「どこでも自由にネットに接続することができる持ち運び可能なルーター」のことです。
モバイルWi-Fiの良い点は持ち運び可能・工事等不要で接続できるの2つです。
- 自宅以外にもカフェや図書館などで仕事をしたい人
- 申し込みからすぐにネットを使いたい人
※最短で翌日から使用できるところも!
フリーランスでどこでも仕事ができる人や、大学生でカフェをよく使う人など、家にいる時間が少ない人はむしろモバイルWi-Fiの方がコストも抑えられて良いですね。
また、光回線の工事が完了するまでは、モバイルwi-fiでつなぐなど、スポット的な使い方もできますよ。
注意事項
モバイルWi-Fiの注意事項は、「速度制限がある・複数台接続すると安定性に欠ける」ことです。
とくに、動画視聴やゲームプレイなど、大量の通信を用いる趣味がある場合には、すぐ速度制限になってしまい、ストレスフルでしょう。
仕事や趣味で、日常的にインターネット通信を使う方は避けた方がベターです。
おすすめモバイルWi-Fi
おすすめモバイルWi-Fiは「Vision WiMAX」です。
- キャッシュバックがある
今なら最大10,000円キャッシュバック実施中!(2022/5/30まで) - 端末代金が無料で導入しやすい。乗り換え時に違約金を負担してくれる!
- ギガ無制限が4,400円~/月で使えるので、速度制限がなく使える
- 5Gプランも使えるのが嬉しい!
ギガ無制限なので、お仕事や大学の授業などでもガッツリ使うことができますね。
カフェなどの自宅以外でお仕事や作業をする人には、とっても嬉しいのではないでしょうか。
ホームルーター
最後に、ホームルーターについて解説していきます。
ホームルーターとは
ホームルーターとは、自宅のコンセントを使うことで、インターネット接続ができるルーターです。
モバイルWi-Fiと近いですが、持ち運びができない分、性能的には優れています。
良い点は通信の安定性がある・同時に多数接続可能・工事不要の3つです。
- インターネットは自宅メインで使いたい人
- 光回線の非対応、工事不可の物件に住んでいる人
- 複数のデバイスをネット環境につなぎたい人
自宅が光回線非対応であったり、やむを得ず光回線を使えない方はホームルーターの使用をお勧めします。
またコンセントに接続するだけで使えるので、引っ越しが多い方も、ホームルーターを選ぶと手続きや工事の手間が短縮できるので、良いかもしれませんね。
注意点
光回線と比較すると、通信の安定性はやはり劣ります。
同時に通信量が多い作業をしないなど、工夫をする必要が出てくるでしょう。
また、モバイルWi-Fiと同様速度制限があるので、そちらも注意が必要です。
おすすめホームルーター
おすすめホームルーターは、「ドコモhome 5G」です。
- オプション加入不要で現金10,000円キャッシュバックキャンペーン中!
- 端末代が実質無料になる割引キャンペーンも(2022/04/21現在)
- データ容量無制限、5G高速通信も対応!
なんといっても、現在様々なキャンペーンが実施されており、相当お安く利用することができるのがポイントですね!
また、最新のWi-Fi規格「Wi-Fi 6」にも対応しているので、高速な通信が利用できますよ!
ドコモhome 5GとソフトバンクAirの比較
他社のホームルーターとも比較をしておきましょう。
比較項目 | ドコモhome5G | ソフトバンクAir |
---|---|---|
料金 | 4,950円 「ドコモギガプラン」ご契約の方は3,850円(-1,100円永年割引) | 5,368円 24か月間3,080円の キャンペーン中 |
5G対応 | 無料〇 | 実質無料で〇 |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
端末代 | 39,600円 実質無料 | 59,400円 実質無料 |
通信速度 | 上り:160.63Mbps 下り:18.32Mbps | 上り:44.31Mbps 下り:5.63Mbps |
このように、「ドコモhome5G」は他と比較してもダントツで速度が出るため、自宅でリモートワークをする方にお勧めです。
「マンションが光回線じゃなくてどうしてもホームルーター…」という方は、少し値段が高くても、速度が出る会社で契約した方が、長い目で見た時のストレスは少ないです。
ソフトバンクAirだと、Web会議のみでなく、動画を見るだけでもストレスを感じる可能性があります。
おわりに
さて、本日は一人暮らしのインターネット環境の選び方についてご紹介しました。
あらゆるものがネットに接続するようになり、インターネット環境の重要度は上がってきています。
自分に合った選択をできるよう、それぞれの特徴をつかんでくださいね。
本日も記事を読んでいただきありがとうございました!
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